工務店選びではまず建築予定地との距離や営業エリアの確認を！

工務店選びではまず建築予定地との距離や営業エリアの確認を！

建築予定地までの距離と営業エリアは、工務店を選ぶときの重要なポイントです。
営業エリア外に建築予定地がある場合、さまざまなトラブルが起きる可能性があります。
たとえばエリア外ならその土地ならではの特徴が理解できていなくて、気候や風土に適した住まいを建てられません。
そのため快適な住まいを実現できない可能性があり、その土地の特徴を理解している工務店を選んだほうが安心できます。
また実際に施工する場所と工務店との距離が遠いと、迅速な対応が期待できません。
小さなトラブルが発生したときも現地に行くのに時間がかかるため、つい後回しにされがちで対応が後手になります。
現場で働く職人への監視もゆるくなるので、品質の低下が起きる可能性も否定できません。
完成後のメンテナンスも手抜きになりがちですから、長く悪影響が残ることになります。
ですから工務店は建てる場所に近いところを選ぶと、これらのデメリットは解消され安心です。

工務店選びでは経営の安定性もしっかりチェックを！

これから家の新築やリフォームを予定している人の中には、工務店に依頼を考えているケースがあるかもしれません。
一般的に工務店といえば、地域に密着した営業で、昔ながらの大工さんが経営するイメージが強いはず。
確かに特定の地域に詳しいことで、地理や風土の合った土地選びや住まいを提案してくれたり、熟練した大工さんならではの質の高い住宅を提供できるなど、様々なメリットがあることで知られます。
その反面、デメリットがあるのも事実。
例えば経営の安定性もその1つでしょう。
街中で見かける工務店の多くは小規模であり、そのため経営状態が不安定もしくは不明確なケースも少なくありません。
そのため施工中に倒産してしまうと、希望する住まいが実現できないばかりか、大きな損失につながることも考えられます。
また家が完成した後も、依頼した業者とはアフターメンテナンス等で長い付き合いになることも多く、やはり倒産してしまうと困ることになり得ます。
したがって工務店への依頼を考えるのであれば、あらかじめ経営の安定性について、しっかり調べておくことが肝心です。